今日、奥さんに「嵐山でやってる花灯路連れてって。」と頼まれ『京都嵐山花灯路2008』に行ってきた。
実は自分もちょっと行きたかったが、さすがにこの時期の京都の夜は寒いので、一緒に行くのを嫌がるかと思って言わなかったんだけど、逆に言ってきたので「しめしめ」である。
思ってたより人出が少ない。。。駐車場も空いてる。。。
うわっ、めっちゃキレイ。
渡月橋もライトアップされ、水面に移った橋脚で、まるで宙に浮いているかのようで、その奥に見える嵐山もライトアップで青紫色。。。
ちょっと関西のおばあちゃんの髪の色みたい^^;;;
渡月橋だけでなく竹林にも、林道沿いに灯籠が並び、竹にもライトが当てられ、かぐや姫の誕生が連想される。
あまりにもキレイなので写真を撮りまくり、、、ただ、いざ写真を撮ろうと思うと、少ない人出でも結構邪魔に思えてくる。。。単なるわがまま ^^;;;
お互い様なんですけどね。
気づけばもう八時。
体も冷えてきて温かいもの食べたいね。ということで、渡月橋近くの丁字屋さん(おうどん)へ入り、やっぱカレーうどんかな。。。鍋焼きでも良いか。。。
メニューを見て久々にこれを食べることに。。。 たぬきうどん
「これ食べたら体あったまんねん。」と奥さんに言うと、「なんでうどんなん?」
そう、奥さんは京都人ではないので、京都のたぬきを知らないようで。
「たぬきってそば違うん。」
どうやら『きつねそば』をたぬきと思っているらしい。
地域によっては『天かすうどん』をたぬきっていうとこもあるみたい。
「京都は違うねん。」
オーダーすると、さすがに店員のおばちゃんはよくご存知で、「京都のたぬきは知ってはりますか。」と聞いてきた。
「はい。」と返事をしたら、「それやったらよろしいんどす。時々びっくりしはる人も、いはりますよって。」
いわゆる『あんかけうどん』
ここのたぬきはきつねのあげさんを刻んだものが入っていて、あんがかかって、おろししょうがが乗っかってました。
めっちゃうまいっす。
体もポカポカ。
店構えからも老舗の感じがうかがえ、おいしくないはずがない。
うどんだけでは物足りなくて、「玉子丼もお願いします。」
これもうまし。
あ~、今日も食べすぎ。
八時半を過ぎるとライトも消えだし、そろそろ終わりでぇ~すっていう雰囲気が。。。
ちょっとコーヒー飲んで一服って気分だけど、閉まりかけの店ってどこかせわしない。
そしたら帰ってコーヒー飲もかなって、駐車場に向かって歩いていると、「いかがですか?」
え、スタバのスタッフの方が、新しいコーヒーの試飲していきませんか。と声をかけてくれた。
小さめのカップに熱いコーヒー。
うまい。
ちょっと渋めで、甘めの食事をした後なので、ぴったりいい感じ。
川の対岸に、まだ光っている灯籠を眺めながら、コーヒータイム。
平日の夜にしては、出来すぎなプチ観光でした。